福井のイモムシ・200形(2015/02)

私は北陸新幹線開業前には足繁く富山や石川に通っていたのだが、福井となると時間がかかることと目ぼしい国鉄型車両が無いのであまり時間をかけたことがなかった。しかし、かねてより撮りたいと思っていた福井鉄道200形の置き換えが始まったと聞き、新幹線金沢開業前の最後の冬に合わせて訪れた。

友人とともに富山に一泊し、「トワイライト」や北陸本線の急行型電車を一通り撮影した後、友人とは別行動で昼過ぎに福井に入った。友人氏はどうもこの手のものには興味が薄いようだ。

市役所前あたりで構えてみたものの、やって来るのは名鉄の中古車ばかり。これはこれで様々な形態があって面白いのだが…。

夕方の4時ごろになり、ようやく橋の向こうから203編成が姿を現した。芋虫のような丸みを帯びた車体が愛らしい。折よく粉雪が舞いだした。

続いて202編成も撮影することができた。ちなみにこの時点で、201編成は惜しくも運用を離脱してしまっていた。

だんだんと日も暮れ、雪が強くなってきた。大通りを、紅い急行幕も誇らしげに203がやってくる。

折り返しは信号待ちの停車中に撮影。草臥れた外板が灯を浴びて輝く。この日はここまで撮影し、福井名物のカツ丼を食べて寝た。

翌日早朝。203の一番列車を待ち伏せた。おでこの上に雪が薄らと積もっている。撮影後、さすがに寒く一旦ホテルに戻ってもう一眠りする。

田原町駅前の歩道橋にて。雪の朝は交通整理が欠かせない。

続いて203号もやってきた。今日は何処かの高校の受験日なのだろう、様々な制服を着た少年少女で車内は満員だった。

「受験?余裕だヨ!」

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