台湾糖業烏樹林糖廠(2014/07)

私が台湾ナローに傾倒するきっかけとなったのは、台鐵(国鉄)新營站からタクシーで15分程の場所に位置する台糖烏樹林糖廠だった。

ここ烏樹林は、のちに訪れた他の糖廠と比べても保存車両の種類が豊富かつ華やかで、奇しくも台湾ナローデビューにぴったりの場所だったようだ。

まず目につくのは青色が鮮やかなディーゼルカー「成功號」だ。戦後に日本で製造された車両で、動態保存ではあるが現在は自走不可能とのこと。

蒸気機関車やディーゼル機関車、巡道車などが所狭しと並べられている。保存状態は概ね良い。

片隅にはなぜか阿里山の客車も放置されていた。台糖の車両ではないからなのか、他の車両たちと比べて明らかに待遇が悪い。

こちらはなかなかのゲテモノである。上半身もさることながら、足回りの軸配置が2-1なのがまた面白い。一度走っている姿を見てみたかったものだ。

観光列車がやってきた。牽引するのはDIEMAのB型だ。夏休み中ということもあってか、列車は観光客ですぐに満員になった。

サトウキビ用の貨車に屋根と椅子を付けただけの客車なので、お世辞にも乗り心地が良いとは言えないが、その代わりに風は心地よい。

終着駅で機回しをする。観光客車さえ無ければ、なかなか現役時代を彷彿させる風景だ。

糖廠に戻り、次の観光列車を沿線で狙う。

帰りは路線バスで新營駅まで戻ったのだが、この路線バスの運転本数が少なく、炎天下のバス停で長く待つ羽目になった。自家用車か、往復共にタクシーに頼るのが賢明なようだ。

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