台糖 溪湖糖廠(2015/03)

いまや台湾全土に広がりつつある台湾糖業の観光施設だが、ここ溪湖糖廠では唯一定期的に蒸気機関車が走る姿を見ることができる(以前は烏樹林でも走っていたそうだ)。毎週日曜日の11時と14時、可愛らしいナロー蒸汽の346号が観光客車を引っ張って、かつての製糖鉄道を転用した観光路線を往復していると聞き、2015年3月の台湾訪問に際して訪れてみた。

台鐵(国鉄)を員林駅で降り、しばらく歩いたところのバスターミナルから路線バスに揺られて30分ほどで溪湖バスターミナルへ。そこから更に15分ほど歩いただろうか、やっと目的地の看板が見えてきた。車がないと訪問は面倒だ。

一帯は家族連れが憩う公園として整備されている。346号が満員の観光列車を牽いてやってきた。

折り返しの列車は大通りを跨ぐ踏み切りで狙った。保存鉄道にしては立派なものである。

蒸汽346号が走らないときは日立牌の3軸ロッド式機関車が観光列車を引っ張る。これはこれでなかなかのお宝だ。

綺麗に整備された工場群を見上げる。観光客車が居なくなると、途端に現役時代の雰囲気が蘇ってくるようだ。草臥れた貨車なども並べてみたくなる。

階段状に伸びたドームと煙突、赤くペイントされた足回り、整然と並んだリベット、どこをとっても惚れ惚れするほど美しい。少し錆が乗っているのもまた良いものである。

風が強いので煙が流れてしまったのは残念だが、懸命に走るナロー蒸汽は見ているだけでも癒される。是非次は風のない日に訪れたいものだ。

台北への帰り道、新鳥日で開催されていたランタン祭に寄ってみた。

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