台鐵・行包専列を追え!

日本では廃れてしまった荷物専用列車だが、台鐵(台湾国鉄)では今でも島を大きく一周する形で毎日1往復(平日)が設定されている。充当される行李車は、藍色の旧塗装を纏った車両とオレンジ色の莒光号塗装を纏った車両があり、また日によって回送機関車や客車が併結されるので撮影していて飽きることが無い。

ただ、客を乗せるものでは無いという性質上か、日によって停車駅も異なりダイヤには数時間単位での遅れが生じることも日常茶飯事である。なかなか来ないので機材を撤収した瞬間に来た…なんて苦い経験もある。しかし、それでもなお撮りたいと思わせてくれる魅力がこの列車にはあった。

南上本線を逆走したのち、汐止で転線する6901次。単複線方式を採用している台鐵ならではの運用だが、てっきり北下線を走ってくるものと思い込んでいたので面食らった。

汐止にて暫し停車。行包専列は日によって停車駅や時間が大きくズレるので、撮影者としては泣かされる。

上二枚と同じ日に、彰化で再び同じ6901次を捉えた。先頭の電気機関車は付け替えられ、DLのムドが付いている。

編成写真を撮るのも楽しいが、積み込み風景もまた乙なものである。(ここまで全て2014年4月撮影)

台風によるダイヤ乱れの影響か、普段より長い編成でやって来た。樹林にて。

三貂嶺の山々に電機の低い咆哮が谺する。この日の6901次は全車両が藍皮で統一されていた。(ここまで2014年7月撮影)

瑞芳のS字カーブを往く。貨物機のE300が客車を牽引するのも、この列車ならではだ。

行包専列ではないが、良く撮れているので…。行包専列の設定が無い台東線では、莒光号や区間車に併結されるのが唯一見られる行包車である。

縦貫線の山線区間、洒落たコンクリートアーチを駆け抜ける6901次。この日はムドにラッピング客車にと豪華な編成だった。(ここまで2015年7月撮影)

夜の嘉義にて長時間停車する6901次。中線のある嘉義はバルブにはもってこいだ。(2015年12月撮影)

- Toppage -


Copyright © 2017 停・看・聴 All Rights Reserved.