台湾糖業橋頭糖廠(2015/07)

新營糖廠の観光列車は、台湾糖業の公式ホームページによれば、台湾で最も長いナローゲージらしい。恐らくこれは虎尾を除いた数値だろうが、タブレット閉塞まで現役だというから驚きだ。

2015年7月の台湾訪問では幾つかの糖廠を訪れたが、そのシメとしてここ新營糖廠を選んだ。

DIEMAが並んでいる。真ん中の線路は1067mmとの三線だ。

巡道車も数珠つなぎにして置かれている。しかし柵や案内書きがあるため写真は撮りにくい。

オレンジ色単色のDIEMAは少し珍しい。見慣れていないので、何となく錆止め塗装そのままのような雰囲気を感じてしまう。

展示エリアから外れた方向へカメラを向けると、多数の赤錆びた貨車が放置されていた。広い構内と長く繋がれた貨車が、現役時代の栄華を思わせる。

かつての旅客営業に使われていたのだろうか、ホームが残っていた。奥に見えるのは運行司令所か。変色したコンクリートが時代を感じさせる。

ちょうど観光列車が出るところだったので、私も切符を買い求めて乗り込んだ。

途中で一度列車交換をして、終点へ。終点の駅舎はレトロな木造駅舎だが、実際には2003年に新しく建てられたものとの由。

併用軌道風味な駅で機回しをする。なかなか味のある佇まいだ。

終点駅付近には土産物屋やバーベキュー施設、さらには台鐵の客車を改造したレストランなどもあり、子連れ客が多く賑わっていた。

夏の高い空の下、草生した軌道がまっすぐに伸びている。

運ぶものは砂糖黍から観光客に変わっても、他は何も変わらない台湾の夏だ。

復路でも列車交換があったので、トロッコ車から身を乗り出して撮影。タブレット交換まで現役だ。

これにて、この年の夏の糖廠巡りは幕を閉じた。振り返ってみると、暑い中よくここまで精力的に回ったものだと我ながら思う。しかし、実際にはまだ訪れていない場所もたくさんあるわけで…。

 

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